中国総領事館を銃撃=抗議活動の男―米ロサンゼルス

 【ロサンゼルス時事】米ロサンゼルス市中心街にある中国総領事館前で15日、男が警備員に向けて発砲し、少なくとも1発が総領事館の入居するビルに命中、ガラスが破損した。死傷者は出ていない。地元テレビによると、男は中国の人権問題改善などを訴えて抗議活動中だったという。
 ロサンゼルス市警によると、発砲したのは目撃証言から白髪で60代半ばの中国系とみられる。
 男は警備員に抗議のプラカードを取り上げられて廃棄された後、付近に停車中の車から警備員らを狙って数発撃ち込んだ。男はいったん逃走したが、その後警察に出頭し、逮捕された。市警が動機などを調べている。