ギリシャ行政改革省前で爆発、建物損傷も負傷者はなし

[9日 ロイター] ギリシャの首都アテネ行政改革省前で9日、小型の手製爆弾が爆発、窓ガラスが割れ、机やコンピューターが破損するなどの被害があった。警察によると、負傷者はいなかった。

財政再建中のギリシャは、2015年までに公的部門の雇用15万人の削減を目指しており、行政改革省はその雇用削減策に取り組んでいた。

警察によると、今回の爆発には少なくとも5本のガスボンベが使われた。アテネでは先週にも、シミティス元首相の事務所前で同様の爆発があった。