米朝が食料支援で協議か=軍横流し警戒で監視も―北京

【北京時事】韓国の聯合ニュースは15日、消息筋の話として、米国のキング北朝鮮人権担当特使と北朝鮮の李根外務省米州局長が同日午前、北京で食料支援に関する協議を始めたと報じた。協議は非公開で、会談場所は確認されていない。
 北朝鮮側が大規模なコメ支援を求めているのに対し、米側は、コメは軍に横流しされる可能性があるとして、乳幼児用の粉ミルクやビスケットなどを段階的に提供することを検討。横流しされないよう監視する方法についても意見を交わしているとみられる。