中国軍艦6隻、沖縄付近通過=情報収集艦も確認―防衛省

 防衛省は23日、情報収集艦やミサイル駆逐艦など中国海軍の艦艇6隻が22日午前から23日未明にかけ、沖縄本島宮古島の間の海域を通過したと発表した。同省は航行自体に法的問題はないが、海上自衛隊護衛艦や哨戒機による警戒監視を続けるとしている。
 同省によると、6隻は駆逐艦フリゲート各2隻と情報収集艦、補給艦各1隻。宮古島の北東約100キロを、時速約25キロで東シナ海から太平洋に向けて航行していた。電波の傍受などを行う情報収集艦が確認されたのは珍しいという。