米朝、23日に北京で核協議=金正恩体制始動後、初対話

 【ワシントン時事】米国務省のヌーランド報道官は13日、米国と北朝鮮が今月23日、北京で北朝鮮の核問題をめぐる高官協議を行うと発表した。昨年12月の金正日総書記死去後、米朝両国の直接対話は初めて。米国などが求めてきたウラン濃縮活動停止など、6カ国協議再開の条件に対し、金正恩新体制下の北朝鮮がどのような姿勢を示すのかが注目される。
 協議には米政府のデービース北朝鮮担当特別代表とハート6カ国協議担当特使、北朝鮮側から金桂冠第1外務次官らが出席する。国務省当局者によると、米政府代表団は22日に北京入り、23日に北朝鮮側との協議を行った後、24日にソウル、26日に東京を訪れ、協議結果に関して日韓両国政府と意見交換する。