英メディアがイングランド代表新主将の“本命”と“大穴”を予想
イングランド代表ジョン・テリーがFAから代表主将の座を解任されてしまったが、イギリス『BBC』では早くもイングランド代表の新キャプテンについて、3人の“本命”と“大穴”を挙げ、その理由をそれぞれ紹介している。
まず“本命”の3人として、スティーヴン・ジェラード(リヴァプール)、フランク・ランパード(チェルシー)、スコット・パーカー(トッテナム)を挙げている。ジェラードとランパードに関しては、代表歴も長く、彼らの豊かな経験と高い能力を買う声は多い。しかし、一方でジェラードはけがによるフィットネス、ランパードは代表においてもはや絶対的な存在でなくなっていることを指摘。懸念材料を説明している。
パーカーは遅咲きながら、現在最も輝きを放つイングランド代表選手だ。今シーズンから加入したトッテナムでは、タイトル争いを繰り広げる主軸として存在感を放っている。イングランドのキャプテンとしてそのパフォーマンスに疑問の余地はない。
しかし、反対理由として代表での経験不足を挙げている。彼よりも国際経験が豊かな選手がいる中で、チームをまとめきれるのかということについて、疑問符がつくという。
“大穴”の3人には、フィル・ジョーンズ(マンチェスター・U)、ジョー・ハート、ギャレス・バリー(共にマンチェスター・C)の3人となっている。
彼らのうち誰かが新キャプテンとなり、ユーロでイングランドを率いるのか。それとも他の誰かに託すのか。カペッロの選択に注目が集まっている。