湯場、史上初の4階級制覇=ボクシング

 プロボクシングの日本ミドル級王座決定戦10回戦は4日、東京・後楽園ホールで行われ、同級2位の湯場忠志都城レオスポーツ)が、1位のカルロス・リナレス(帝拳)=ベネズエラ=を7回39秒KOで破って新王座に就き、史上初の日本王座4階級制覇を達成した。
 35歳の湯場はライト、スーパーライト、ウエルター級に続く日本タイトル獲得で、戦績は40勝(30KO)7敗2分け。C・リナレスは世界王座を2階級制覇したホルヘ・リナレス帝拳)の弟で、9勝(8KO)2敗。
 日本スーパーウエルター級王座決定戦10回戦では、中川大資(帝拳)が切間庸裕(折尾)に10回58秒TKOで勝ち、ウエルター級との2階級制覇を果たした。