大気汚染、インドが世界最悪=米エール大など132カ国調査

 【ニューデリー時事】米エール大などがこのほど、132カ国を対象に行った大気汚染調査で、インドが最下位にランク付けされた。地元有力紙ヒンズーは「わが国の空気は世界で最も有害だ」と1面で報道。国民にも衝撃を与えている。
 エール大などは水資源や大気、森林、農業など環境に関連する計10分野を総合的に調査し、国別番付を発表した。インドは総合ランキングでは125位だったが、大気は100点満点中3.73点で最下位。大都市の大気汚染が深刻化しているとされる中国は19.7点で128位だった。