イラン制裁で原油3割上昇も=IMF

 【ワシントン時事】国際通貨基金IMF)は25日、20カ国・地域(G20財務相中央銀行総裁会議に向けた報告書で、米欧による対イラン制裁の影響について「他国が原油供給を代替できなければ原油価格の20〜30%の上昇を引き起こす可能性がある」と指摘した。
 IMFは、制裁によってイランによる石油の供給は1日当たり150万バレル減少する可能性があると指摘。これは第一次石油ショックリビアの政情不安による供給混乱に匹敵するとした。