金総書記の孫でつらい?…米メディアに吐露

【ソウル=中川孝之】北朝鮮金正日(キムジョンイル)総書記(69)の孫と報じられた金ハンソルさん(16)が、米国の「国際公共ラジオ(PRI)」のインタビューに対し、総書記の孫であることを明言した。

 ウェブサイト上で26日公開された記事によると、ボスニア・ヘルツェゴビナの国際学校で10月から寮生活を始めたハンソルさんは、「(金総書記の)孫であることは大きな負担」だと語った。また、2歳の頃に北朝鮮を離れ、父親で金総書記の長男、正男(ジョンナム)氏(40)とマカオに居住し、毎年夏に北朝鮮を訪れていたと明かした。さらに、「私のやりたいことは勉強と、自分の人生を生きること」「共産主義と民主主義にはどちらも長所と短所がある」などと話した。